妻と初めて映画館で映画を見に行きました
妻と自宅でDVD借りて映画を見ることはありましたが、映画館での映画鑑賞は付き合った時期を含めて行ったことがありませんでした
妻の会社の福利厚生で映画チケットも手に入ったこともあり、今回初の映画デートへ行くことに
本記事では映画を見に行った様子を記します
このブログは聞こえない妻(リヨン)と聞こえる夫(ナンゴー)が運用しています
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ろう者の映画事情
基本は洋画の字幕上映 邦画の字幕上映は少ない
映画は好きで、実は結構見にいきます!
コロナの関係で行く機会は減りましたが、友達と映画鑑賞には良く行っています
映画館で見るときは、基本的に「洋画で字幕上映」のもの
私の父が洋画好きというのもありますが、邦画・アニメーション映画は字幕で上映されている作品、回数は少ないです
邦画の字幕がやっていたとしても上映時間は平日だったり、都心部の映画館だけだったりするので、よっぽど見たい映画じゃないと行かないですね
音響にこだわっている映画館は補聴器でも聞き取りやすい
以前にIMAXという規格の映画を見たことがありますが、補聴器でもとても聞き取りやすかったです
音が響くので普段の映画よりも迫力がありました。例えでいうと、和太鼓の演奏や花火の音を聴いているような感覚に近いです
オプション価格(おおよそ 400円くらい)かかりますが、ストレスなく聞こえますし、アクション系の映画はやっぱり迫力が違いますね
どんな映画でも字幕付きで視聴できるサービス UDcast
ろう者も邦画を楽しめるサービスってないのかなぁ と思って調べると面白そうなものがありました
ろう者と映画の記事のことを書くにあたり、いろいろ調べるとUDCast(ユーディーキャスト)という興味深いサービスを見つけました
字幕や手話の表示、音声ガイド再生等を行うことのできる無料アプリケーションです
UDCastホームページ
https://udcast.net/
スマートグラスをかけるとことで、どんな映画でも字幕付きで見ることができるとのこと
対応している作品や映画館が少ないのでは?と思いまいしたが、多くの作品、映画館に対応してました
対応する作品、映画館はこちらで確認できます
NPOメディア・アクセス・サポートセンター HP
https://www.bfeiga.net/
ただし、このサービスを利用するにはスマートグラスが必要で、なかなか高額
Amazonで55,750円(2022/4/3時点)でした
貸出をしている映画館もありますが、こちらのサービスを実施している映画館はまだまだ少なく、愛知県では名古屋市内の2つの映画館(109シネマズ名古屋、ミッドランドスクエア シネマ)のみでした
スマートグラスの貸出を実施している映画館はこちらで確認できます
今回はUDcast使わなかったけど、次回は試してみたいね
聞こえない妻と映画を見に行く
ここからは実際に2人で実際に映画を見に行った話です
見た映画は「ナイトメア・アリー」
「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞の作品賞ほか4部門を受賞したギレルモ・デル・トロ監督が、ブラッドリー・クーパーはじめ豪華キャストを迎えて送り出すサスペンススリラー。過去にも映画化されたことのある、1946年に出版された名作ノワール小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を原作に、野心にあふれ、ショービジネス界で成功した男が、思いがけないところから人生を狂わせていく様を描く。ショービジネスでの成功を夢みる野心にあふれた青年スタンは、人間か獣か正体不明な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座とめぐり合う。そこで読心術の技を学んだスタンは、人をひきつける天性の才能とカリスマ性を武器に、トップの興行師となる。しかし、その先には思いがけない闇が待ち受けていた。スタン役を「アリー スター誕生」「アメリカン・スナイパー」などで4度のアカデミー賞ノミネートを誇るブラッドリー・クーパーが務め、2度のアカデミー賞受賞歴をもつケイト・ブランシェットほか、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、ルーニー・マーラらが共演した。2022・第94回アカデミー賞では作品賞に加え撮影、美術、衣装デザインの計4部門にノミネート。
引用元 映画.com
2人ともミステリー系が好きなのでこれにしました
上映中のこと
映画の内容自体はなかなか衝撃的な場面が多くて、ビックリするシーンも多々あります
映画上映中は当然会話はできませんが、指文字、手話が使えるようになると、映画の上映中にも会話ができて便利ですね、、、と書きたかったのですが、今回はうまく会話できませんでした
ろうの友達と見るときは指文字で会話しながら見れるから便利♪
残念ながら、声や表情がわからない状況では指文字のみの情報で読み取ることになります
顔の表情、声の情報ないだけで格段に読み取りが難しくなる
手話レベルの未熟さを痛感しつつも、顔や声の情報もコミュニケーションには大切と思い知りました
最後に
今回はろう者の映画事情と僕達の映画視聴について書きました
僕も妻もUDcastについては調べるまで知らなかったので、邦画を見るときは利用してみたいと思います
あと、初めて妻と映画に行きましたが、ナイトメア・メアリーはデートで見る映画じゃなかったですね笑
※内容は面白かったですよ!
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