このブログは聞こえない妻(リヨン)と聞こえる夫(ナンゴー)が運用しています
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そもそもの出会い
妻との出会いは結婚相談所での紹介だったので、妻が難聴であることは仲人さんから事前に説明がありました
ですが、ろうの人と長い間話すのは初めてで、やはりコミュニケーションを取ることは難しかったです
それでも、もっとスムーズに話したい、妻のことを知りたいという欲求の方が強かったので、なんとか話せるようになろうと必死でした
まぁ、一目惚れだったのでしょうがないですね!
よく、英語を勉強するには外国人の恋人を作るのが良い!って言いますが、感覚的にはまさにこれ
ということで、妻と普通に話せるようになるまで何をしてきたか思い出しながら書いていきます
初めはやっぱり筆談がメイン
1回目の出会いでは、自己紹介から会話をしました
ちなみに妻から見た僕の第一印象は
初めて話す時、普通の人は身構えて話すのに、普通の人と話すように「初めまして」というから戸惑った
ということで、困らせていたみたいです笑
そんな初対面の中、会話を交わします
妻はある程度口話ができるので、発音も割と聞き取れるし、僕が口を大きめにしてゆっくり話せば大体のことをわかってくれます
今となっては8〜9割程度口話で会話してますが、当時は3割程度しか聞き取れませんでした
なので、ほとんど筆談で話してましたね
口話、筆談等のコミュニケーションの種類についてはこちら参考に
2回目の食事でもほとんど同じで筆談メイン
会話はできますが、やはりスムーズに会話するのは難しい。。。
「とりあえず五十音を手話でできるようになれば大体のことは会話できそう」と思い、五十音の手話について聞くと、キュードサインと指文字のことを教えてもらいました
キュードサインと指文字についてはこちらを参照に
ということで、ここから指文字を覚えることを決めました!
指文字を覚える、慣れるまでやる
指文字を覚えるのは意外とすんなりできて、1週間で覚えられました
その音がなぜその手の形で表現することになったのか、調べながら反復していけば割と簡単に覚えられると思います
妻との3回目の食事の時には、得意げに指文字を披露したものです
問題はその後
「あいうえお」と順番に指文字で表現することはできるけど、意味のある言葉を表現しようとするとなかなかできない
指文字を覚える段階では「あいうえお」の順番で覚えていくので、この順番、リズムで覚えてしまいます
これを「おはよう」とか意味のある言葉で表現しようとすると、頭の中では「お は手でOを表すから・・・」とかいちいち考えながら言葉を作っていきます
これを一文字一文字やってたらそれはそれは、物凄〜〜く遅い
スピードは「お〜〜〜〜〜、は〜〜〜〜、よ〜〜〜〜、う!」みたいな感じですね(わかるかな?!)
確かに指文字を覚えたての時はすごく遅かった!
でもここまで来たらテンポ良く指文字を出すのはもう慣れだけです
良くやっていたのはこんなこと
一応、人から見えないように手を隠しながらやっていましたが、見えてる人がいたら変な人だったかもしれません
でも、こういったことを積み重ねていくと、妻とデートを重ねるたびに、指文字をスムーズに表現できるようになり、徐々に会話もスムーズにできるようにりました
まとめ
指文字を覚えれば、わからない言葉は全て手で表現できるようになります
覚えるのも比較的簡単ですし、覚えた後は使いこなせるように慣れるだけ
少し手話を学んだら、早い段階で覚えてしまった方が良いと思います!
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