手話を知っていても指文字、キュードサインを知っている人はそんなに多くないんじゃないでしょうか(特にキュードサイン)
題名にも書いた通り、この2つは手で表す五十音(あいうえお)です
英語を学ぶ際にも初めからabcから覚えようとするのではなく、日常的によく使う言葉(ありがとう、おはよう とか)から入って、その後にabcを覚える という順序で勉強すると思います
なので、指文字、キュードサインという言葉に出会った人は、基本的には手話にある程度興味を持った人だと思ってます
手話で全部会話できれば一番スムーズに会話できると思いますが、わからない単語の手話はどうしてもありますし、そういった時には五十音で一文字ずつ伝えるしかないです
なので、少し手話ができるようになった人は必ず覚える必要がありますね
本記事では「指文字」「キュードサイン」について綴ります
このブログは聞こえない妻(リヨン)と聞こえる夫(ナンゴー)が運用しています
プロフィールとブログコンセプト
https://deafnesslife.com/profile/
ブログにする程でもないようなことを呟いています(ナンゴー)
https://twitter.com/nango_ck
趣味のイラストを載せています(リヨン)
https://www.instagram.com/1riyonn1/
ろう、聴覚障害に関する書籍・映画・ドラマ はこちらを参考に
手話初心者用書籍も紹介しています
手話単語を調べるときに便利なサイト・アプリ・本はこちらで紹介しています
指文字とキュードサイン
指文字
指の形でそれぞれの五十音を表現します
「き」は影絵の きつね から、「ゆ」は温泉マークからだったりとその指の形に至るまでの経緯があります
「ぬ」は 盗む の手話が由来なので、指文字と手話は関連性が高いです
僕を含めて、大体の人は五十音を表現するのに指文字を使っていると思います
キュードサイン
あ行、か行 の行(母音)ごとを手で表現して、子音は口の形で伝えます
母音のサインは舌の動きだったり、息、音の特徴を表現しています
妻の弟はキュードサインを使って妻と会話をしています
キュードサインは教育現場で使用 ほとんどの人が指文字を使ってる
上述したように、指文字は手話の表現と被るところもあって、手話との関係は密接です
手話の本に書いてある五十音の表現は指文字だけしか載っていないのがほとんどです
じゃあキュードサインはどこで使うのかというと、主に幼稚園の時の教育現場です
キュードサインは各五十音の音の出方をサインと口の形で表現しているので、生まれつき音が聞こえない子供への発話練習にピッタリみたい
幼稚園によっては聴覚障害のない子供に対して、正しい発音を習得するためにキュードサインを使用しているところもあるみたい
だから、子供の時から姉と話す義弟くんはキュードサインで会話していたんですね
まとめと余談
妻と出会った頃、五十音を表現する方法にキュードサインと指文字があることを知りました
妻の弟くんがキュードサインを使っていると聞いたので、その時はキュードサインが一般的な方法なのかと誤解をしていました
けど、習得するにあたっての資料は指文字の方が圧倒的に多かったし、何より指文字の方が手の形の由来と一緒に覚えるとわかりやすかったので、すぐに指文字の勉強に変えました
なので、大人のあなたが勉強しようと思ったら指文字から始めましょう!
コメント