聞こえない妻と「しずかちゃんとパパ」を見る 第三話

聾の父とその娘を描いたドラマがNHKで始まりました

ドラマが始まることを聞いてからは僕と妻は期待していて、揃って見ています

今回は第三話のレビューです

第二話の記事はこちら

第四話の記事はこちら

全話のまとめはこちら

  • 「しずかちゃんとパパ」ってどんなドラマ?
  • 僕達から見る見どころは?
  • 「しずかちゃんとパパ」のお得な視聴方法は?

このブログは聞こえない妻(リヨン)と聞こえる夫(ナンゴー)が運用しています

プロフィール
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ドラマ概要

放送局 BSプレミアム、BS4K

放送時間 毎週日曜よる10時

舞台は父一人娘一人の父子家庭。 父は生まれながらに耳が聞こえないろう者。 父の耳代わり口代わりを務めてきた娘が、 ひょんなことから出会った男と恋に落ち、 結婚するまでの親離れ子離れのてんまつを 明るく温かく描くホームコメディです!

【作】
蛭田直美(「これは経費で落ちません!」ほか)

【音楽】
村松崇継

【エンディングテーマ】
上田正樹「You are so beautiful」

【出演】
吉岡里帆 中島裕翔/稲葉友 藤井美菜 萩尾みどり・戸田恵子/木村多江 笑福亭鶴瓶

【制作統括】
海辺潔(NHK) 松原浩(AX-ON)

【プロデューサー】
戸倉亮爾(AX-ON)

【演出】
松原浩 茂山佳則 岩本仁志

NHK公式HPより引用

第三話 概要

「空とぶ自転車」 2022年3月27日初回放送

静(吉岡里帆)は圭一(中島裕翔)と音楽会に行ったことを純介(笑福亭鶴瓶)に言えずにいた。そうとは知らず純介はさくら(木村多江)の小学校の卒業アルバム作りを楽しんでいたが、学校へのバス路線が廃止となることを知りショックを受ける。一方、静はリサイクル店で康隆(稲葉友)から開発会社の準備室が市役所に出来ることを聞かされる。反発する康隆をなだめていると店に圭一が現れ、この町へ引っ越してきたと言う。

NHK公式HPより引用

Twitterでの反響

僕的 妻的 な見どころ、感想

ここからはネタバレ含むので、ご注意ください

僕

「基本的に壁は乗り越えてはいけないものです」の発言に目からウロコ

純介が仕事先に行くためのバスが廃線になり、子供の時から乗れなかった自転車の練習を始めます

ですが、純介の難聴は三半規管にも影響を及ぼすものであり、基本的に自転車を乗ることは不可能

「乗り越えられない壁ってあるんだなぁ」と静は悔しがりますが、それを聞いた圭一は「壁は乗り越えてはいけません」と答えます

彼の言う壁は精神的な障害のことではなく、物理的な壁を指していましたが、物理的な壁で考えると確かに壁は越えようとするものではありません

結果的には「仕事先に行くという目的のための手段は、自転車の練習をして、乗れるようになることだけではなく、他の方法もある」ということを示唆することになり、純介用の安全に乗れる自転車を作って解決しました

自転車は練習すれば基本的には誰でも乗れる者ですが、人によっては先天的なハンデによる問題により、乗ることが難しい人もいます

だからと言って、「それはできないから諦めよう」とか「(先天的な能力を無視して)できるまで頑張ろう」ではなく、「その条件でできることをしよう」という考えが必要です

難聴をはじめとする様々なハンデを抱える人に対して重要な発想だと考えさせられました

妻

「下心があるから一人で音楽の先生に会いにいきたい」に

共感

しずかちゃんのパパが自転車の練習を始めた時に、しずかちゃんは「なんでそんなに1人で行きたがるの?!」と怒りながらも心配するシーンでパパが放った言葉です

私も通訳者を通して情報を得ることはありますが、健聴者は手話通訳者の方を向いて話しかけ、私も私で手話通訳者の方を向いてしまうのでお互いの顔を見る機会が少ないです

リアルタイムに情報を得るという意味では、確かに通訳者はなくてはならない存在ですが

同時に頼りがちになってしまうため健聴者との距離が離れているような感じになることもあります

その場面がよく描かれているなぁと思いました

次回、音楽の先生としずかちゃんのパパの二人きりの会話がどうなるか楽しみです

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僕

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お得に過去放送を見る方法はこちらの記事を参考にしてください

最後に

「しずかちゃんとパパ」第三話の紹介とレビューでした

妻

今後はろうの父と音楽の先生の関係も楽しみ!

この作品を通して、聾や聴覚障害の理解がさらに広がっていくことを願います

コメント

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