このブログは聞こえない妻(リヨン)と聞こえる夫(ナンゴー)が運用しています
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両親への紹介はやっぱり不安
前回記事にも書いたように、結婚は急にトントンと決まっていったので、僕の両親への挨拶も急でした
当然、付き合っている人がいることも、相手が聞こえないことも伝えてませんでした
私聞こえないけど反対とかされないかな?
うちの両親は大丈夫!!
とは言いつつもやはり不安はありました
まずは電話で母親に報告
電話での報告でも、緊張はするものです
何かしながらの方が落ち着きそうだったので、耳鼻科の待ち時間で電話をしました
※めちゃくちゃ混むのでいつも車の中で待つのが恒例
4月に結婚を決めていたので、都合が合えばゴールデンウィークに実家に妻と挨拶に行ければ良いなぁ、と思っていると母親が出てくれました
付き合っている人がいること、ゴールデンウィークに紹介しに行くこと、結婚の意思があることを話します
母親は一つ一つに喜んでくれました
喜んでくれるので、耳が聞こえないことを伝えて落胆しないだろうか と逆に不安が大きくなりました
それで、妻(になる予定の人)は耳が聞こえないんだけど、、、良い?
そんなんあなたが選んだ人だったらなんでも良いよ〜
それまでの報告と何も変わらない口調で、そう言ってくれました
そう言ってくれるだろうなぁと思ってはいたけど、思った以上にあっけらかんに言ったので、それまで緊張しているのがバカらしく思えるくらいでした
正直、今思い出しても感謝の気持ちが込み上げます
リモートで挨拶
4月の時点でも世の中はコロナのことでいっぱいでしたが、その時はなんだかんだで長野に帰省&妻の紹介ができると思っていました
しかしながら、その日が近づくとますます世の中の情勢は厳しくなっていき、県を跨いでの移動は控えることになりました
でも6月に入籍することが決まっていたので、このままでは挨拶なしで入籍してしまう
ということでラインのビデオカメラを使ってリモートで挨拶をすることに
リモート挨拶の準備
直接ではなく、リモートで挨拶すると決まってから準備を始めました
スケッチブックを買って、妻に自己紹介を書いてもらう
名前、仕事、趣味、アピールetc
ラインのビデオ通話だとコミュニケーション方法がこれしかないから、詳しめに書いていました
挨拶当日 父親の自己紹介でサプライズ
両親は機械音痴なので、ラインビデオ通話もうまくいくか心配でしたが、なんとか繋ぐことには成功
妻は用意したスケッチブックでの自己紹介も滞りなくできました
両親からの自己紹介は自分が手話通訳する予定でしたが、思わぬサプライズ
父親が手話で自己紹介をしたのです!
しかも、当時の僕より流暢な手話で
妻と一緒にビックリ
父親が手話できるなんて僕も知らなかった!!
後で聞いた話で、父親は単身赴任中に暇だったので手話を習いにいっている時があったそうで
もう自己紹介しか覚えてないけどな
リモートの挨拶がちゃんとできるか不安でしたが、数十分話しをして終わりました
最後に
その後、コロナが落ち着いたタイミングで改めて直接紹介をしました
その時も終始話をしていたので、良好な関係を気づけそうだなと安心
※僕の手話での通訳も織り込みながら
両親への一連の挨拶を通じて、母親、父親ともに良い意味で期待を裏切ってくれました
妻との思い出というよりは、両親への感謝の記録となってしまいましたが、この記事はこれで終わり
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