聞こえない妻の出産準備と実際の出産

僕

色々あったけど待望の赤ちゃんが生まれました!!

妻

急に陣痛が来たのでバタバタの出産でした

予定は9月14日でしたが2023年8月に赤ちゃんが誕生しました

いつ陣痛がきても大丈夫なように出産の準備をしてきたつもりでしたが、急に来るものは来るものです

今回の記事は出産のご報告と、出産の体験記になります

このブログは聞こえない妻(リヨン)と聞こえる夫(ナンゴー)が運用しています

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出産準備と心配だったこと

妻

一応、出産予定日の2ヶ月くらい前から色々と準備を進めてました

赤ちゃんをお出迎えするための道具を揃えたり、急な入院に備えてリュックに入院用具をまとめたり

本や病院からの案内等の情報で、一般的な出産準備はしてきました

一方で、耳が聞こえないことでの不安もありました

聞こえないことでの心配事
  • 妻だけの時に産気づいたらどうやって病院へ行こう?
  • 出産の時にうまく医師とのコミュニケーションが取れるかな?

市の担当助産師さんや病院の先生に聞くなどして、できるだけの準備はしました

妻だけの時に産気づいたら?

妻

私だけの時に陣痛が始まったらどうやって病院へ行くか心配でした
調べて結局使わなかったものもあるけど記載します

電話リレーサービス

陣痛が始まったらまずは病院への連絡ですね

聞こえない人でも手話や文字で電話サービスを利用できる公共サービスが電話リレーサービスです

画像引用元:電話リレーサービス
妻

緊急時の連絡は電話だけのところがほとんどだから、電話リレーサービスは利用できるように登録しました

救急車も自分で呼べるように「Net119緊急通報システム」の登録
妻

陣痛では救急車は呼べませんが、念の為登録しました

「Net119緊急通報システム」(通称「Net119」)は消防庁が提供する、音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障害者が円滑に消防への通報を行えるようにするシステムです

画像引用元:消防庁HP

電話リレーサービスでも救急車を呼ぶことはできますが、Net119は管轄地域の消防署と直接チャットでやり取りができます

手話による意思疎通はできませんが、消防・救急に限って言えば電話リレーサービスよりもNet119の方が早そうなので登録しました

なお、通常の陣痛では救急車は利用できません

陣痛が始まってもすぐに赤ちゃんが生まれるという状況はほとんどなく、より緊急性の高い患者さんを優先させる必要があるためです

ただ、緊急性を伴う(命の危険が考えられるくらいの)陣痛は救急車を利用できる場合もあると聞いたので、念の為登録をしました

タクシーアプリ「GO」の登録 (陣痛の時には利用しない方が良さそう)
妻

通常、陣痛の時に利用するのは救急車ではなくタクシーですが、陣痛での利用は難しそうでした

陣痛が始まったら基本的には誰かに運転してもらって病院へ行きますが、近くに送迎してくれる人がいない時はタクシーを呼ぶのが一般的

有名なタクシー配車アプリといえば「GO」ですね

画像引用元:タクシーが呼べるアプリGO

【アプリ取得リンク】タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》

ただし、陣痛時のタクシー利用の際は「陣痛タクシー」の利用が推奨されています

陣痛タクシーとは

急な陣痛時に産院まで行くために利用できるタクシーのこと
タクシー会社によっては、車内に防水シートが完備されているなど通常のタクシーと異なるサービスが受けられる場合があります

タクシーアプリGOも陣痛タクシーとして利用できなくはないですが、推奨していない様子です

【外部リンク】タクシーアプリGO 陣痛タクシー(マタニティタクシー)は利用できますか?

そもそも、自宅に対応しているタクシー会社が陣痛タクシー非対応だったため、出産でのタクシーアプリは止めることに

旅行の時とかには使えそうなので、登録はしておきました

妻

実家が近いので、もしもの時に夫がいない時は両親にお願いすることにしました

出産の時の意思疎通は?

妻

元々、全身麻酔かけて帝王切開で出産することが決まっていたのでそんなに心配していなかったけど、実際は大変でした💦

自然分娩だと医師とのコミュニケーションどうするんだろうとかを心配していたと思いますが、諸般の事情(聞こえないこと以外にも色々)から全身麻酔による帝王切開で出産することが決まっていました

結果的にはコミュニケーションも最低限で済むだろうと思っていましたが、実際には困ることがありました

詳しくはここに書きます

実際の出産の流れ 〜急遽入院、出産へ〜

僕

予定より1ヶ月早い出産になりましたが、結果的には母子ともに無事に出産は終わりました

妻

私目線で当時の状況を簡単に書きますね

夜中にお腹が張り始める

深夜にお腹が張り始めました

今までもお腹の張りを感じることはありましたが、お腹の張りの間隔が短かったです

夫に病院へ連絡してもらうと、すぐに病院へ来るように指示があり、2人で病院へ

緊急に備えていた入院セットが役に立ちました

そしてそのまま経過観察のため入院となりました

入院の翌日に出産決定

翌朝、医師に見てもらって翌日帝王切開と告げられました(準緊急の出産対応らしいです)

聞いていた通り、全身麻酔&帝王切開の準備へ進みますが、ここでコミュニケーションの壁に立ちはばかりました

全身麻酔を受ける前にいくつか説明があったのです

出産へ

全身麻酔を受ける前に、いろんな説明がありました

筆談で対応してくれましたが、コンタクトもメガネもかけていなかったため字がぼやけていて

見にくかったのと陣痛でゆっくり文章を読む余裕がありませんでした

とにかく痛いので早く全身麻酔をしてほしい!という気持ちが強かったです

そのため、適当に相槌をうってしまいました

結果としては、無事に出産を終えることができましたが

もし全身麻酔ではなく部分麻酔や普通の出産だったら今よりもコミュニケーションを取るのが大変だろうなと思いました

今の状況 〜すくすく成長しています!〜

予定よりも1ヶ月早い出産だったので、生まれた時は1,700g程度の体重だったのですが、出産から約2ヶ月が経って、今では倍の3,800gになりました

おじいちゃん、おばあちゃんにも会って、周りから可愛がられています

泣き声にどうやって気づくかとか、福祉制度を利用した話等、お役に立てそうなことがあればまた書いていこうと思います

ご興味ある方は引き続きよろしくお願いします

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